2014年10月30日木曜日

時価の寿司屋に行くお客様

時価のお寿司屋さんには怖くて入れない小心者の私ですが(笑)そういう人はたぶん珍しくないと思います。
 
支払いがいくらになるか予想も出来ないようなお店には入る勇気がない。って思ってる人が世の中に多い事は、たぶん時価のお寿司屋さんも知っていると思います。
 
値段を明記すれば、少なくとも不明瞭なお会計を理由に敬遠している人の不安は解消されます。って事も時価のお寿司屋さんは知っています。
 
 
なぜそれをしないのでしょうか。
 
それは、値段を明記しなくても、そのお店のお寿司を食べたいという人がいる事も知っているからです。
 
価格以上の「選ばれる理由」がそこにはあって、店主さんもそれを自覚しているからなんですね。ブログを更新しました。
 
【適正価格は、あなたが決めていい】


2014年10月24日金曜日

家に帰るまでが遠足って事は、前の日に設定金額上限ギリのおやつを買うトコから既に始まってるとも言えるんやな。  by みつを


ども! ダイオウイカが水揚げされる度にネットで流れる、まるでお約束かのように職員さんがイカの横に寝そべって大きさを比較している写真が地味にツボ、福谷です。
 
 
駅前を歩いていると、ビラやティッシュを配ってる人に出会いますよね。
 
その時によって「もらってあげよう」って思う時と「絶対受け取らへん!」みたいな気持ちになる時とに分かれませんか?
 
先を急いでるとか一日通して不機嫌とか(笑)そういう個人の事情を差っ引いても、日によって、というか配ってる相手によって、受け取るかどうかを判断する傾向が私達にはあります。
 
かたがティッシュ配り、されどティッシュ配り。

一見して単調に見えるこの仕事に秘められた、接客との深いかかわりについてブログを更新しました。


【チラシ配りと接客の相関関係】


2014年10月20日月曜日

基幹商品の値段を下げて、上がるモノと下がるモノ


安売りして上がるモノがありますね。
 
 
まず、お客様が感じるお得感。
 
「安ッ!!」ってなります、ちょっと嬉しい(笑)
 
売り手にとっては原価率も上がります。
 
人手が要るので人件費も上がるかもしれません。
 
売り上げと客数も上がりますよね、そもそもソレ狙いですから。
 
 
では、安売りして下がるモノはなんでしょう?
 
価格、これ当たり前(笑)
 
けどそんなモンじゃない、もっと大事なモノが下がってしまう危険があるんです、シェアーズカフェ・オンラインに寄稿しました。
 
【低価格戦略に潜む最大のリスク】


2014年10月17日金曜日

今ならサルでも iPhone6を売れますか?


どもっ!キリンFireのCMで、ウマに乗ってる女の子が気になって仕方がない福谷です。
 
 
世の中には売りやすい商品と、売りにくい商品がありますよね。
 
同じ労力でも儲けの多い商売と、そうでもない商売もあります。
 
いけいけドンドンな業界もあれば、斜陽産業と揶揄される業界もあります。
 
 
例えばもし先月の iPhone6が売り出された頃、あなたの友達10人に「どんな売り方をしてもいいから、捌いて」とだけ伝えて、SIMフリーのiPhone6をそれぞれ20台手渡したとします。
 
リアルな友達を10人、思い浮かべて想像してみてくださいね。
 
まあ、たぶん売れます、一応販売対象は日本人だけというシバリは作りますが(笑)相当売りやすいと思います。
 
ところが、売り切るまでのスピード、20台売って得た粗利益、もし同じようにiPhone7が出た時にどれだけ同じ相手から買いたいと思うか、という「リピート希望率」は結構な差が出るハズです。
 
あなたが頭の中に描いた友達10人、性格も気質も、今の職業もバラバラでしょうから、10人が全く同じペースで売れるとは思えませんよね。
 
メッチャ売れやすい時期の商品、何ならその瞬間、世界で一番売りやすかったかもしれない商品、けど、その商品の「生かし方」は人それぞれ。
 
iPhone6は高く売れたけど、iPhone7のリピートがほとんど見込めないような「売り逃げパターン」で販売する友達もいるでしょうし、どっちも売れそうな人も、どっちもダメそうな人も(笑)いるように思えませんか?
 
 
世の中には売りやすい商品も、破綻しにくいビジネスモデルも存在しますが、それってもちろん「絶対」ではありません。

予想以上に売れる場合も予想をはるかに下回る場合もありますが、その差は商品やビジネスモデルの魅力以外の、ある要因なのかもしれません、ブログを更新しました。
 
【ビジネスモデルにあぐらをかかない】

2014年10月15日水曜日

すべらない話もすべり出すっちゅう話


すべらない話と言われるものがあります、テレビ番組にもなってますね。
 
誰に言っても、何回聞いても必ずウケる・泣ける、テッパンの物語やギャグなんかをそう言います。
 
まぁそれくらいオモロいという事なんでしょうが、ほなホンマに毎日同じ話をし続けても同じテンションでウケ続けるんかと言えば、たぶんそんな事はないでしょう。
 
オチまで知ってる話を毎日ドヤ顔で言い続けられた日にゃ、ウケるどころか途中で「ハイハイもう分かったって!」と、いなしたくなりますよね(笑)
 
 
人間は適応する生き物です、良くも悪くも刺激には慣れていきます。
 
オモロいもカッコいいも辛いも臭いも、慣れるとそれが当たり前になります。
 
お客様の「慣れ」を上回る強い刺激を、あなたは集客の度に提供し続ける事が出来ますか?シェアーズカフェ・オンラインに寄稿しました。
 
【刺激的なプロモーションに頼る商売から脱却しよう】


2014年10月7日火曜日

商売の為の「強みと弱み」対策


クラスで一番足の速かった友達を覚えていますか?

テストの成績が一番良かった友達はどうでしょう。
 
名前を言えるかどうかは別にして、印象くらいは残っていると思います。
 
 
むか~しむかし、クラスで五番目に足が速くてテストが最下位のA君と、クラスで一番足が遅くてテストの成績が五番目のB君がおったそうな。
 
A君は頑張って勉強したので、テストの成績が最下位から下から五番目になったそうな。
 
B君も頑張って勉強したので、テストの成績がクラスでトップになったそうな。
 
二人ともそれぞれ順番を五位上げる事に成功したのじゃが、大人になって冒頭の質問をした時、同級生の記憶に強く残っているのは、クラスで五番目に足が速くてテストの成績が下から五番目のA君ではなく、クラスで一番足が遅かったのにテストの成績は一番良かったB君だったとさ。
 
めでたし、めでたし。
 
 
♪ヴぉオやぁぁ~~ァ よいこダぁ ねんねしなァ~~~♪
 
と、今も昔も変わりなく唄って終わりたいところなんですが(笑)同じ努力をしたのに、ずいぶん印象に差が出ますよね。
 
商売において、短所の改善に時間をかけるくらいなら、長所を見つけて伸ばすことに時間をかけた方が、早くいい結果が出る理由がまさにコレ!ブログを更新しました。
 
【弱みの克服よりも、強みの強化を優先したほうがいいワケ】


2014年10月2日木曜日

誤診はマジで怖いんですってば!


私の知り合いが体験した実話です。
 
咳が止まらないので病院に行ったら「ぜんそくですね」と薬を渡されたんですが、ずっと服用していたのに症状が一向に改善されないまま一か月経ちました。
 
思い切って病院を変えたところ、全く違う病名を言われた上に、それまで飲んでいた薬を見た先生の言ったセリフが「ぜんそくやないのに、そんなん飲んでたらホンマに身体壊すで」だったそう。薬を替えた途端に症状は治まったそうです。
 
 
…コワ過ぎですやん(笑)
 
 
咳が止まらないという一つの症状、医学的に病気を調べる術を持たない私達のような素人は「咳 イコール 風邪かぜんそく」みたいな決め打ちをしてしまいがちですよね。
 
その思い込みでドラッグストアで風邪薬を買ったりもします。
 
しかし、実際にはもっと多くの病気に「咳が出る」という症状があります。
 
薬なんて使い方を間違うとがっつり毒ですから(笑)場合によっては治るどころか、逆に身体を壊してしまう危険もはらんでいます。
 
ドラッグストアで買える程度のもので済めばいいですが、医者の処方が必要な強い薬でこのような事が起こると大変ですよね。
 
 
原因を見極める事なく対策を施すと、いつまで経っても改善されないどころか、ひどくなったり別の問題が発生する可能性があります。
 
これって病気にかかわらず、商売で起こる問題に対しても同じ事が言えるんです。ブログを更新しました。
 
【思い込みや先入観で、対策を決め打ちしない】