2016年5月28日土曜日

「いらっしゃいませ」の値段



「イチいらっしゃいませ、たった0.4円!」

お店などで、一回に約2秒かけて行う「いらっしゃいませ」という挨拶。
 
時給800円のアルバイトがイチいらっしゃいませ、つまり一回の「いらっしゃいませ」にかかるコストが0.4円です。
 
 
「やすっ!!」
 
 
「安いっすよね~、むかし聞いた内職とかの単価ですやん」
 
「今度誰かに1時間やってもらおか?1800回」
 
「ノドちぎれまっせ、その子」
 
「それでも800円やもんな~、考えたら割に合わん仕事やで」
 
「まぁ誰でも言えますしね~、いらっしゃいませぐらい」
 
 
ホントにそうなのかな?(笑)ブログを更新しました。
 
【サービスでつぶれるお店と、サービスで栄えるお店の決定的な違い】


2016年5月25日水曜日

【それでは問題です。二ヶ月前の搾りたて牛乳、今はナニ?】


 
 
牧場に行ったあなたは、搾りたての牛乳を買ってきたとします。
 
それを冷蔵庫に入れたまま、飲むのを忘れて二ヶ月経ちました。
 
 
飲みますか?
 
 
飲みませんよね(笑)
 
「イヤそら飲むやろ!? 二ヶ月前は絞りたてやってんで!」
 
なんて言う人はいないでしょう、搾りたてどころか、もはや牛乳ですらないはずです。
 
 
作った当時はどうあれ、活用しなければゴミになるものってありますよね。
 
腐った牛乳に「元・搾りたて」と書いて冷蔵保管し続けるメリットって、たぶん無いと思うんです(笑)
 
誰も現実味を感じていない企業理念や経営ミッションも、この「元・搾りたて」と同じなんじゃないでしょうか?
 
だとしたら、やることはひとつですよね、ブログを更新しました。
 
【会社やお店の運営を、理念経営・ミッション経営にシフト出来ない経営者のジレンマ】


2016年5月24日火曜日

【「仕事のやりがい」という言葉でごまかす詐欺求人】


「やりがい」って大事ですよね。
 
仕事にやりがいを感じることができれば、ずいぶんと充実した毎日を送れることでしょう。
 
 
さて、求人サイトには「仕事は『やりがい』ダ!」みたいなことを、やたらと力説している企業がたくさんあるのをご存知でしょうか。
 
このような企業の多くには、ある共通点があります。
 
・給与や賞与が良い、わけではない、むしろ少ない
・年間休日が多い、わけでもない、むしろ少ない
・残業代はあらかじめ給与に含まれてる(ことになってる 笑)
・これといったリテンション活動も見当たらない
・基本的にいつも人が足りていない
 
要するに、人材は欲しいけど、ウチの会社を選んでもらえるだけの「ウリ」がまったく存在しないわけですね。

何もアピールすることがないので、苦し紛れに「仕事のやりがい」を謳ってるんです。
 
 
自信をもって「仕事のやりがい」を提供できると自負している会社と、他に書くことがないからしゃーなしで「仕事のやりがい」と書いている会社。
 
もちろん後者の組織は、人事担当者自身も、その仕事に「やりがい」なんて感していません(笑)
 
こうした「ニセやりがい」での求人を続けることが組織に与える悪影響について、シェアーズカフェオンラインに寄稿しました。
 
【高待遇をウリに出来ない採用活動を「仕事のやりがい」という言葉でごまかす前に見直したい、組織の「人が育つ仕組み」】

2016年5月15日日曜日

「ウチの子 ホンマにアホですねん」


日本には謙遜の文化がありますので、本当はとても聡明なお子さんでも、第三者には『愚息』と紹介したりします。
 
ですので「うちの愚息です」という紹介を聞いて「あ、この子バカなんだ」とは誰も思いません(笑)
 
関西のオカンがする「ウチの子 ホンマにアホですねん」で始まる話は、たいていその後に笑えるエピソードが用意されていて、「アホですねん」はただの「フリ」だったりします。
 
 
けどたまに、純粋な悪口として子供を目の前でディスってる親を見かけますよね。
 
不思議とそういう場合でも、私たちは「あ、この子バカなんだ」とは思いません。
 
むしろ逆で、ディスられる境遇にいる子供をかわいそうだと感じたり、ディスってる親の、人間としてのポンコツ具合(笑)のほうが気になります。
 
愚痴や不平不満は、その言い方がリアルであればあるほど、言ってる本人の魅力と実力のなさを証明することになりますね。
 
「ウチの従業員はバカばっかり」なのは、きっと経営者がバカで無能だからですよ、ブログを更新しました。
 
【商品が売れないのも、人材が育たないのも、すべて経営陣のせいです】