2013年7月19日金曜日

違いが理解出来ないモノは選べない

「なんとか味のカレーとカレー味のなんとか、どっち食べる?」

健全に思春期を迎える日本の少年少女が、友人から突如突きつけられる究極の二択、それがこれです(笑)


どもっ!インパクトマーケッターの福谷です。


お客様が購入商品の選択に迷った時、どちらを選ぶかという基準は「何が自分にとって大事なのか」という価値観に委ねられます。

価格、味、デザイン、品質、快適性、繋がり、所有欲、自意識、補償。

「どちらが、より一層○○か」という判断で選別されます。


違いが見られないモノはそもそも「個」として認識されません。

認識されないまま、他社商品との十把一絡げで扱われるだけです。

「他社と違うあなただけの土俵」を予め用意せず挑む戦いの先に待っているは、類似商品という望んでもいない「くくり」に押し込められて始まる、値下げ競争という消耗戦に他なりません。


差別化、独自化、区別化、区分化、専門家、深化、先鋭化、オリジナリティ、付加価値、同業他社商品との違いを出す事を示唆する言い方はいくらいでもあります。

やれ区別化だ差別化だ、いや差別化ではなく独自化だ、言葉の持つニュアンスで定義をこねくり回すコンサルタントは世の中に山ほどいますが、私に言わせればそんな小手先の言葉遊びに大きな意味はありません(笑)


「同業他社商品との違いがあり、それがお客様に伝わっている」

集客も購入もリピートも、他ではなく「あなた」がお客様に選ばれる理由はこれ以外にありません。

だって、違いが分からないモノの中からあえてあなたの商品を選ぶ理由、お客様にはまったく無いんですから。

「他と違う」、そう感じるからお客様の心が、お金が動くんです。


サイコロを振って買う商品を選ぶ人は少数派です(笑)

ほとんどの人は比較して選びます、当たり前なんです。

もっと言えば、お客様は比較したがっているんです、比べて、選んで、自分の価値観に合った良い買い物をしたと満足したいんです。



あなたの商品が持つ他との違いを、長所を、短所を、まずあなたが認識して、それをお客様に適切な方法で伝えましょう。

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