商売力の養成に役立つ本を、完全な私見でシェアする不定期シリーズ。ド定番からキワモノまで(笑)ピンと来たら手に取ってみてください。
今回はコレ。
ケント・M・キースさん 著
【それでもなお、人を愛しなさい】
商売は「ひと」と「ひと」とのつながりや、関係性を深める事で成立します。
商品の売り方や接客の「技術」をいくら学んだところで、それを運用する商売人自身の立ち居振る舞いや、自分以外の人間に対する基本的なスタンス、ひらたく言えば「人との接し方」がおかしなままでは、築ける関係性にも限界があります。
いわゆるビジネス書は本屋に行けば山のようにありますし、ここでも紹介していますが、ぶっちゃけて言えば、ビジネス書を50冊読むくらいなら、自己啓発や人としてのあり方・接し方について書かれた本を一冊ちゃんと読むほうが商売の役に立つと思っています。
この本には「人生の意味を見つけるための逆説の10カ条」という副題がついています。
著者が大学時代に書いた「逆説の10カ条」
本人も書いた事を忘れていた数十年後、マザーテレサの施設の壁に書かれている事を知るという不思議なエピソードがきっかけとなって、この本は出版されました。
この「逆説の10カ条」を実践すると「善い大人」になれます。
この「逆説の10カ条」を実践している人に接すると、私もそうならなきゃと思います。
この「逆説の10カ条」を実践している人は、間違いなく誰からも信用されます。
「商売人としての信用」は、そのまま「人としての信用」ですよね。
お客様や従業員と向き合う気持ちのある方は、ぜひ一度読んでみてください。
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