・同業他社の広告宣伝を見て、自社の宣伝表現がカブったり埋もれたりしていないかを時々確認してみる
・来店したお客様がお帰りになるまでに、どのタイミングでどういう表情に変わるかを、ぼんやりとでも観察している
・お店のBGMは、お客様がゼロ人の時と満席の時でどのくらい調整する必要があるか確かめようとする
・どの商品を購入したお客様のリピート率が一番高いか調べようと思う
・今いらっしゃるお客様が、たまたま店の前を通っていてふらりと入ってきたのか、誰かから噂を聞いて来店したのかを知りたいと感じる
目の前に当たり前のように展開される日常の光景から、どれだけ商売に必要な気付きを得られるか、得られた気付きからどのような対策を講じるか。この「観察&『リ』アクション」の精度とサイクルスピードを上げていく事が、商売をする上ではとても大切です。
自分自身や他の従業員さんが、日頃お客様に対して何気なくやってる行動や、お店を取り巻く環境そのものを、ただ客観的というだけではなく、いろんな立場に立って観察できるか否かがその鍵を握ります。
・客観的に「赤の他人がしている事のように」見る
・一歩引いて、全体の大きな流れを見る
・三歩引いて、過去から未来への時間の経過でどうなるのかを見る
・お客様の視点で見る
・見込み客の視点で見る
・ライバルの視点で見る
・「アンタらになんか何の興味も無いわ!!」って人の視点で見る
・従業員の視点で見る
・お客様の家族や保護者、その代金を支払うスポンサーの視点で見る
・取引業者の視点で見る
・ただただ、ぼんやり見る
・しっかり見る
・小姑のように、揚げ足を取る気満々で見る
自分で見えないモノには照準を合わせる事も出来ません。日常の光景から何らかの「気付き」が得られないと、そこから改善につながる対策も採れないという事です。
バファリンの半分はやさしさで出来ているそうですが、商売人の仕事の半分は観察から出来ています(笑)
あなた自身の仕事を「考えられる全ての視点」から観察し、観察した事に対する改善の為の「リアクション」を、出来れば問題を未然に防ぎ更にお客様に寄り添う為の「アクション」を、あなたの商売のビジョンにに沿って行動する事が残り半分の仕事です。
まずは視点をいくつか持ちましょう。
アハ体験の映像にように、一点からだけ凝視してると見落とす事がいっぱいあります(笑)
「私ってぇ~~、自分でもぉ~~、自分の事がよくわかんなくってぇ~~、謎なヤツだなって思ぅ~~~」
クラスに一人は自分自身の事をこう表現して「自分にはまだまだ色んな可能性を秘めた、未知の一面がありますよ」的なアピールをするヤツが必ずいましたよね(笑)
自分がしている事を客観的に観察しようとしない人に、自分に関わる何かをコントロールする事は出来ません。
あなたが経営するお店は、間違いなくその「自分に関わる何か」に該当します。
「仕事では予想も付かないようなトラブルが度々起こる」と、不運を嘆く方がたまにいらっしゃいますが、その原因はひょっとしたら不運だからなのではなく、単なる観察力不足から来るものなのかもしれません(笑)
私達が五感で捉えられないものは、決して変える事が出来ません。
意識していろんな視点で、あながた関わる商売のすべてのシーンを、時には目を凝らし、時にはぼんやり観察しましょう。
なんてこった…。買い物でこんなに笑えるなんて。 - NAVER まとめ
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