2013年10月10日木曜日

ワンダーランド

テレビゲームをしない私は、以前ゲーマーの友人に「スーパーマリオって、結局オッサンがきのこ食って大きなるだけの話しやろ?」と言って本域で説教された事があります(笑)


どもっ!インパクトマーケッターの福谷です。


映画が好きな人は、暗い部屋でゆっくりしたいから映画館に行くわけではありませんし、小説を読むのが好きな人は、なんとか眼精疲労ってヤツを体験してやろうと必死なわけではありません。

私はまだ一度も足を踏み入れた事がありませんので確信を持ってまでは言いませんが、ディズニーランドのお客様の8割以上がリピーターで構成されているのは、デカイ黒ねずみの生態に興味を持つ動物愛好家が日本中にいるから、というわけでは無いはずです。


映画や小説、ディズニーランド、人がそこにたびたび足を踏み入れる理由はただ一つ、そこには「日常とは違う快適な空間」が存在するからです。


これはディズニーランドやUSJ、スターウォーズやアンデルセン物語の中だけでなく、いわゆる「お気に入りの店」にも存在します。

扱う商品が他の店と変わらなくても、値段が特別魅力的じゃなくても、あなたを気持ちよくさせる何かがそこにあるから通うわけです。


それは店内の壁紙の色が心を和ませるからかもしれませんし、店員さんがあなたの目をちゃんと見て応対してくれるからかもしれません。

BGMの音量や選曲が絶妙なだけかもしれませんし、かすかにいい香りがする店長が居るからかもしれません。


なぜあなたはその喫茶店でしかコーヒーを飲まないのか、なぜ最寄りでも無い美容院に行くのか、なぜ他の安い店には行かずにその店に通い続けるのか、一度理由の棚卸しをしてみる事をオススメします。

出来れば紙とペンを用意して、思い付く事すべてを書き出してみてください。


消費者としての自分の感性を冷静に分析していくと、業種を超えてあなたの商売につながるヒントがきっとそこにあります。

あなたを手放さないそのお店には一体何があるのか、あなたが感じる「快適」の元は何なのか、それを確認する事で、今度はあなたのお客様に同じ気持ちになって頂く方法が見つかるかもしれません。



あなたが作る空間を、ワンダーランドと呼ぶ人が増えますように(笑)


電車内はもう一つの夢の国 電車内の奇跡 - NAVER まとめ

0 件のコメント:

コメントを投稿