2013年10月16日水曜日

「インパクトマーケティング」のこと その3

どもっ!インパクトマーケッターの福谷です。


最近このブログで、名刺やら看板やらのまとめリンクを貼りながらマーケティング与太話をしているせいか「インパクトマーケティングというのは、単に集客ツールの効率を上げる事なんか?」と思われているかもしれないという強迫観念で眠れません(笑)

集客はあくまでも窓口に過ぎませんので、、今日はそのあたりの話をしたいと思います。


以前のブログ「インパクトマーケティングのこと その1」で書きましたが、商売の王道・骨太な商売を追及する為に、お客様の発掘からリピーター育成までの流れの中での「各ステップ」ごとの「アクションのずれ」を仕組みとして補正しましょう、というのが「インパクトマーケティング」の目的になります。

限られたコストの中で出来る最大人数に「この商品、私の為のモノかも」と気付いてもらい、

限られたコストの中で出来る最大人数に「買っちった、てへ」とアクションしてもらい、

限られたコストの中で出来る最大人数に「また来てしもたわ」と 言って頂き、友達なんかも連れて来て下さる。


これがループして初めて「限られたコストを最大限生かして商売をしている状態」になるわけです。


ここまでのブログでページを割いて紹介している名刺やら看板は、お客様を商品の前に連れてくるまでの仕事しか出来ません。

ですので、購入からリピートまではそれぞれ別の仕組みを用意する事が必要になるのですが、ここからグッとウェイトを占めてくるのは仕組みというツールそのものだけではなく、それを使って実際にお客様の応対をする「人」の立ち居振る舞いになってきます。


従業員教育、と言ってしまえばそれまでですが、売り続ける為の仕組みは、実際にそれを使う人の動きを含めてトータルで考えないと意味がありません。

例えば接客マニュアルというものがありますよね。

接客の一定基準や、最低限のルールやガイドラインを明文化してますので、そういったツールを使う事は、安定した接客スキルの確保という点では仕組みの一部と言えるかもしれません。

しかし、ではパートさん用に接客マニュアルを作れば接客は安泰なのかといえば、それは全く的外れな話になります。


そんな枝葉や小手先のルールを作るよりずっと前に、事業主であるあなたが作らなくてはならない「土台」があります。

それは、あなたを筆頭に、社員、アルバイト、出来れば取引業者までも含めて、あなたがその商売をする意味やお客様と目指す関係性について同意・賛同してもらうという事です。

あなたと同じビジョンや夢、商売やお客様への想い、目的意識や問題意識を共有するところから始めないと、サービスの仕組みは稼動し「続ける」事が難しいのです。


「あなたの商売に関わる全ての人、上から下まで、ベテランから新人までが同じ方向を向いて同じ夢を見る」


何とも甘っちょろい、乳臭い響きだと感じる方もいるかもしれません(笑)

しかし、売り手が言葉通り「チーム一丸」となる事が、お客様やそこで働く従業員に「特別な空間や時間」を提供し続ける為には何よりも重要なんです。

全ての判断基準を、共有したビジョンや、ビジョンを落とし込んだ理想的なお客様との関わり方に求める事で、極めて有機的にチームは機能するようになります。


ブレないチームは強い。

だからこそ集客からリピーター育成までの様々なプロセスを継続して実施する為には、あなたのビジョンや理念の実現に立ち返ってそれぞれの行動の理由を見出せる「ブレないチーム」の構築が必要なんですね。


何をするにしても、小手先では続かないって事です(笑)




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